学校紹介
特徴
少人数制
1学年定員40名と少人数のため、講師と学生の距離も近く、講義及び演習で個別に丁寧な指導を受けることが可能です。
看護学科(医療専門課程)
募集学科:医療専門課程・看護学科・全日制3年課程
募集定員:40名(男女)
取得可能資格
・看護師国家試験受験資格
・専門士(医療専門課程)の称号授与
・保健師・助産師学校受験資格
・看護大学編入学受験資格
大関和(ちか)とは、そして彼女の看護理念とは
2026年4月から朝のNHK連続テレビドラマ「風、薫る」が始まります。作者は吉澤智子氏、主人公は見上愛さん。原案は田中ひかる著「明治のナイチンゲール大関和物語」だそうです。主人公の大関和(ちか)氏は、私たちの故郷である栃木県北・旧黒羽藩の出身です。黒羽藩の家老だった大関増虎の次女として生まれ、結婚し2児をもうけました。明治に入り桜井女学校付属看護婦養成所に1期生として入学し看護学を学んでいます。そして看護学校を卒業し、日本初の近代看護学を受講した看護師の資格(トレインドナース)を取得。現在の東京大学医学部附属病院の外科婦長として迎えられ、その後数々の業績を上げられました。そして「明治の日本のナイチンゲール」とまで言われた看護師です。生涯をかけて看護師の技能の向上、看護学教育、そして看護に係るいろいろな制度化に努めました。そして「報酬をあてにせず、行為それ自体が酬いなのだ」という彼女の基本理念を受け継いでいるのが私たちの那須短期大学看護学科です。キリスト教に受洗したことに裏付けられた彼女の医療に対する基本理念をこれからも大切にし、私たちは看護学生教育に当たっていきたいと考えています。
地域協創看護学(論)とは
これまでの看護学教育でなかった新しい看護学(論)と言えます。本大学の文部科学省への設置申請の過程でいろいろと論議され、そして国内外で初めて認められた新しい概念の看護教育です。那須短期大学看護学科は「地域の医療は我々地域人で」という地域を中心とし地域に根差した教育を行うことを特色としています。
地域協創看護論は栃木をフィールドとして地域に住む人たちと協働しながら地域住民の健康維持、疾病対策が実現できる方法を研究模索するもので、こうした地元活性の為の方法論を構築することを目的としています。そして地元活性を理論体系として構築することを目指すため、「地域協創看護論」としました。地域の歴史・文化・社会的特性、そして医療的特性をベースとして、地域に住む人たちをどのように巻き込み、またどのように協力して、地域住民の健康維持と疾病対策図るかを学ぶ「地域協創看護論」の第一歩は、「郷土史学(那須学と地域医療)」です。栃木県北の那須地域は、中世から近代への長い歴史と独特な文化、気候を有する地域です。また、その地域性により他の地域とは異なる疾患の発生もみられます。このような視点から、地域特性を学び始め「地域協創看護概論」がオムニバス形式で授業されます。認知症の専門医、小児領域における社会支援の専門医、さらに精神科領域と地域・在宅看護の専門医などによる講義が注目され、栃木県の北部地域の健康増進のため、地域と協働して健康寿命増進に寄与できる特徴について学び、地域の強み、看護の強みを活かして健康増進や地域の活性化を図り、地域住民とともに協創できるように探求します。2年次後期には「域協創看護論ワーク」では住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができる「地域」を提示し、さらにグループワーク研修を行うことで実践します。「地域協創看護論実習」では地域で暮らす対象者が、家族や施設の指導者と協力し対象者のニーズにきめ細かく応え、地域社会との協創に向けた看護と地域支援のあり方を学ぶ。そして最終的に「地域協創看護研究実践」の学習となります。これらが一連の地域協創看護論の学習過程です。
「地域協創看護学(論)」の発想の原点は、日本学術会議が2020年に提唱した「地元創成看護学」にあります。地域の実態に合わせて教育を実施する必要性が日本学術会議より提言されました。学術会議によると地元創成を確実に実現するためには、看護学と社会との協働により「地元創成」に資する学術ならびに施策を構築することが必要であると記載されています。私たちの「地域協創看護学(論)」は「地元創成看護学」の特定地方バージョンと理解することもできますが、「地元創成看護学」が例えば「地域包括ケアシステム」の構築において、看護職(保健師・助産師・看護師からなる専門職)が極めて重要で主たる役割を担うことを前提とすることにおもきを置いているのに対して、「地域協創看護論」はそれぞれの地域の歴史・文化・社会的特性、そして医療的特性をベースとして、地域に住む人たちをどのように巻き込み、またどのように協力して、地域住民の健康維持と疾病対策に寄与させるかを学び、そして研究することを求める看護論としてとらえています。
















